スリランカ旅行記(3)バーベリンリーフ滞在

紅の空、桧垣です。

しれーーっとスリランカ旅行記の続きをアップするには日が経ちすぎました(汗)ここのところサロン業務がかなり忙しく、すっかり更新が遅くなりました。すみません。。気長にお付き合いくださいませ。では続きをどうぞ。

ーーーーーーーーー

 

【2016年11月29日】

移動でかなり疲れているのに、寝床が変わったせいで眠りは浅かった。ここスリランカの鳥たちはとっても元気。リズミカルに楽しそうに鳴く鳥たちの声を聴いていると、まるで動物園の鳥ゾーンにいるような気分だ。ホテルの前がビーチだから、波の音と鳥の声。そんな素敵なBGMで目が覚めた。他の部屋のドアが『バタン』と閉める音も響き渡っている。初日だからね…この音にも慣れるといいな。

メイクをしないということはとてもラク。コンタクトレンズも付けない。すっぴんメガネで朝食を頂く。普段朝食をとらないからお腹がビックリしているかな?ホットサンドとフルーツで終わらす。フルーツが好きなだけ食べれるなんて、とても幸せ~。

昨夜ホテルに到着したときは暗くてよくわからなかったけど、バーベリンリーフはとても素敵なホテルだ。

解放感があって、清潔です。

お部屋はこんな感じ

今回はシングルルームが取れなかったため、少し広めのお部屋をひとりで使うことに。むふふ。贅沢だな~。私の部屋は2階。テラスにもテーブルとイスがあるから、書き物や読書もできます。写真じゃわからないけど、うっすら海も見えました。このテラスのテーブルで日本から持ってきた10年日記と、この記録を毎日付けることになった。

 

さてさて。ついに!1日目はアーユルヴェーダドクターによるコンサルテーション。9時からと言われたので、ドキドキしながら待つ。そして約束の9時に言われた場所に向かうが…早速間違えた(泣)英語が話せたらなぁと、この時も思った。すでに何度目だろう。。コンサルテーションのときは通訳さんがついてくれるので、本当にホッとした。治療中の諸注意を読み、いざドクターのお部屋へ。。ドクターはとてもかわいらしい女性で年齢は私より若そう。小柄で声までかわいい。なんと妊娠5カ月という妊婦さんドクター。おめでたい!お名前はチャニカ先生です。これから10日間お世話になります!

『なぜバーベリンに来たの?』という質問から始まり、私の身長、体重、体調のことを聞かれた。私は自分の職業の事を話し、肩、頚のこり、慢性的な腕のはり。あと最近消化力が落ちてしまったような気がするので体重を2キロほど落としたいこと。あと、アルコールが摂れないことから、肝臓が弱いんだと思う、という事を伝えた。チャニカ先生はうん、うん、と聞いてくれている。生理のこと、今までの病歴や手術のことなど、通訳さんがバシバシ通訳してくれる。本当にありがたい(泣)チャニカ先生からは、『今回の滞在は長目だから、まずは腸をスッキリさせてから、スペシャルケアに移ります。はじめの3日間くらいでその状態に持っていきます。はじめはだるいかも…』との事。下剤だよね。ハーブだけど、、こわいな。。血圧、脈診、舌診、すばやくチャニカ先生が診ていく。そして私のメニューが組まれていく。鍼治療とオイルマッサージを毎日。ハーバルバスとハーバルスチームを一日交代。15時30分に薬(ハーブ)を出すから取りにくるように、と言われた。チャニカ先生とお話するのは明後日の1日。そして一枚の布を渡され、これに着替えてくるようにと言われ、コンサルテーションは終了した。

 

今回は私のサロンでお客さまにはいてもらっているTバックの紙パンツを持参した。使い捨てだから便利。それを付けて体に布を巻き、まずは鍼治療へ。…またしても部屋を間違える。とほほ。。たまたま近くにいた日本人女性に聞いて、やっとこさ部屋にたどり着いた。その部屋にはベッドがずらーーっと並んでいて、欧米人たちが寝ていた。

私も仰向けになるよう促され、その通りにした…瞬間!頭頂に鍼をブスっと刺された(笑)は、はやい!!もう刺すの!?刺す場所を探す、というのはナイのね!?という感じで驚いた。その後、左肘、左手親指つけ根にも刺され、『どうして左だけなの?』とか聞きたいことあるけど、いかんせん質問の仕方もわからないので、黙って言われるがまま受けた。15分くらいそのままで過ごし、無事鍼が抜かれた。今度はマッサージをしてくれるセラピストさんを待つ場所へ。するとこれまたかわいらしい女性セラピストさんが私を迎えに来てくれた。私のマッサージを担当してくれる女性だ。私の手をひっぱり、マッサージルームまで連れて行ってくれた。まずはヘッドマッサージから。かわいらしい女性だが、なかなか力強い。そして、、とっっっっても気持ちいい!!この女性は『キモチイイ』という日本語を知っていた。『Are you O.K?キモチイイ?』と聞いてくれた。私は嬉しくて『Yes!とってもきもちいい!』と答えた。私の体に巻いている布を取り、座った状態で背面のマッサージに移った。私の前には鏡があるから、目を開けると自分の裸を見ることになる(笑)これまた人生初体験(笑)こっぱずかしいので目を閉じる。背中、腰、肩、頚と力強くマッサージしてくれた。これは…天国…。今度はベッドで仰向け。Tバック一丁の私はされるがまま。日本のマッサージのように、マッサージしていない箇所をタオルで隠して…ということは一切ない。仰向けでパンツ一丁の私はフェイシャルマッサージを受けた。もうなんのこっちゃである。チャニカ先生が『視力回復の目薬があるから』と言っていたから、視力0.1以下の私にその目薬も差してくれた。誰かにフェイシャルをしてもらうのは本当に久しぶり。かなりキモチイイ。その後2人のセラピストさんが同時に全身マッサージをしてくれる。『アヴィヤンガ』だ。思ったよりスピードが早かった。もっとゆったりしたものかと思っていた…。日本では2人でマッサージをするとき、シンクロにこだわる。圧やスピードを2人で合わせてするのだが、ここでは2人が楽しそうにおしゃべりしながらしてくれる。なにせスリランカ女性の声はかわいいから、これもいいBGMだ。しかし何を話しているのだろう。家族のことかな?職場恋愛とかもあるのかな?現地のシンハラ語だと思うけど、恐ろしく早口でしゃべってるし、これが英語であっても私は聞き取れない。。妄想は膨らむばかり。それにしてもここは天国すぎる。これが毎日続くだなんて、私は日本で社会復帰できるだろうか…(笑)アヴィヤンガが終わると、ハーブボールで全身をポンポンしてくれた。温かくって気持ちいい。これでこのお部屋で受けるトリートメントは終了。部屋を出たところにあるリクライニングシートへ移動した。

 

そこでは別のセラピストさんがペースト状のハーブを私の肩、頚に湿布してくれた。そしてこれまた温めたオイルを肝臓の上へ湿布。顔には謎のオイルを塗布。そして目の上にはきゅうりのような香りのする、謎の野菜らしきものを置かれた。テレビで見たことある!きゅうりのスライスのような感じ!あーーこの姿、誰かに写真とってもらいたい。私、まぬけな恰好してるんだろうなぁ。。と考えてるのもつかの間。うとうとしていた私は気付ば口が開いていた。きゅうりを載せて口が開いてるなんて、まぬけを絵に描いたようだ。『マダム』と優しく声掛けされ起こされた。は、恥ずかしい…。さっきの湿布を全てとり、洗い流すためにシャワールームに連れていかれた。

 

この後は初のハーバルバスに。

内容盛りだくさんのため、次回へ続く。