スリランカ旅行記(5)

現地時間15時30分。

チャニカ先生に『毎日薬(ハーブ)を出すから、取りにきて』と言われていた。どんなハーブが出てくるんだろう、とドキドキしながら取りに行った。

言われた場所へ行くと、ずらりとハーブが並ぶ棚があった。ここでもお得意の『ワンツーシックス』の表記である。初日だったのでドクターを呼んで確認するよう言われた。近くの部屋にいたチャニカ先生が出てきて細かく説明をしてくれた。と言っても通訳さんはいないので、私の頼りない理解のみで説明は終了。部屋に持ち帰った。

私にはドリンクが3本、粉末が5つ処方されていた。それぞれ服用する時間指定がある。手前の用紙がタイムテーブルだ。なんとも忙しい。私はマメなほう(と自分は思っている)だからまだいいけど、あのおおらかなみほさんは大丈夫だろうか…。と心配をしつつ。16時に飲むドリンクがあったから早速頂いてみた。ん・・・酸っぱい・・・辛い・・・なんじゃこりゃ・・・。ドリンクはすごい色をしてるし、何がなんだかさっぱりわからない。とにかくこのバーベリンという施設のチャニカ先生に全てを委ねているのだから、言う事を聞いていくしかない。

 

少し経ってから、アフタヌーンティーに行った。なんだか行動がマダムっぽくなってきた(笑)こんな贅沢な時間を過ごしてきてゴメンナサイ(笑)

バーベリンの1階にはプールがあり、その横にアフタヌーンティーを頂く場所がある。今日はコリアンダー&ジンジャーティー。そして優しいクッキーやケーキなどのおやつが並んでいる。セルフになっているので基本的には自由に食べて良い。

なんだか懐かしいような、不思議なような、でも美味しいおやつは体にしみる。こんなに食べてばっかりの生活で体重は落ちるのだろうか…、と思いながらも波音を聴きながらアフタヌーンティを楽しんだ。ちなみに、バーベリンの裏はすぐにビーチ。このアフタヌーンティの場所からもビーチは近い。目線をビーチに向けると現地のスリランカ人が物を売ろうと声をかけてくる。少し距離があるから大声を出されてはじめは驚いた。でもよく見ると、警備員らしき男性がバーベリンの周辺を巡回してくれている。この現地の方たちはバーベリンに宿泊している外国人相手にビーチで商いをしているのだろう。バーベリン周辺にはビーチ沿いにいくつかホテルがあった。現地のスリランカ人が手にしていたのは、ショールなどだった。ひらひらと風になびかせながらこちらにアピールをしてくる。大変な仕事だろうな…。とあるアカシックレコードをリーディングしてくれる女性に言われたことがあるのだが、私は今回の人生が307回目だそうだ。唐突にカミングアウトをして申し訳ないが、私は生まれ変わりを信じている。私も過去にここに居たのかもしれない。この度私は日本人として生まれ変わってここに戻ってきたのかもしれない。と、ふとそんな事を考えていた。しかし…そんな優雅な時間なのに、なぜか私がいるところにだけハエが来る。雰囲気が台無しだ(笑)オイルのせいかな?と責任転嫁し、シャワーを浴びた。

 

そうこうしているとディナーの時間となった。本当に食べて飲んでばっかり。。ハイビスカスのお茶から始まり、〆は処方されたハーブドリンクをティースプーン1杯。。うん、、まずい!!美味しいごはんだったのに、その内容を忘れさせるようなまずさである。みほさんはたった1回の治療&トリートメントで、もの凄く顔色がよくなり、つやつやしていた。アーユルヴェーダすごいな。ちなみにバーベリン滞在中はたばこを控えるよう担当のドクターに言われたが、頑なに断っていた(笑)絶対!なにがなんでも!たばこはを止める気はないのだ(笑)だから部屋のベランダでたばこを吸っているのだが、それでもみほさんは別人のようになっていた。

 

部屋に戻り、今度は粉末のハーブを白湯と一緒に頂く。美味しいワケがない。ハーブ服用のタイムテーブルが詰まってて、かなり忙しい。もうすでに眠たいんだけど、21時の服用分があるし…本でも読もうかな。ちなみにその次の服用は朝6時。おそるべしタイムテーブル。でもこれでどんどんリセットされて、疲労がとれてキレイになれると嬉しいなぁ。(欲張り)

今夜はやっとぐっすり眠れそう。

 

 

続く